ハワイの『カプ制度』
古代ハワイにはカプと呼ばれるタブー制度(◯◯やっちゃ〜いけません!)がありました
王族の権力保持や統治の為、祈りや性、土地、食事など…生活のあらゆる面をカプ制度で支配していました
カプは破ると殺されるなど、厳しく罰せられたり、神々の怒りにふれ、必ず何か良くないことが起こると恐れられていました
1820年以降、西洋人やキリスト教の影響を受け、次第にカプ制度は無くなっていくのですが、それまでのハワイは、カプ制度により、縦のつながり、横のつながりが守られていました
カプは特に女性に多く課せられていました
例えば、女性は男性と一緒に食事をしてはならない…
ココナッツやバナナ、豚 等を食べてはならない
漁の道具には触れてはならない
月経期間中は「ハレ・ペア」という小屋で離れて過ごさなければならない
ヘイアウ(女性の為のヘイアウ以外) に立ち入ってはならない…等々
何故、女性に厳しいカプがあったのかについては諸説ありますが、女性のもつ強力なマナに男性が恐れていたためだと言われています
このカプ制度は西洋の文化の流れにより崩れていくのですが、最初に行動をもってカプを破っていったのは女性陣でした
確かに…女性のもつマナや底知れぬパワー…今も昔もあるような気がします…
※ハワイのヘイアウに訪れる際は、女性が入っていい所かどうか、事前に調べてから行って下さいね!
〜Mahalo〜