『レイ デイ』
5月1日は Lei Day レイデイ です
現在『レイ』と言えば、華やかなイメージがあり、愛や歓迎を意味する贈りものですが、もともとは宗教的な儀礼として、悪霊を払ったり、神々の怒りを鎮めるために捧げたり…神に近付くしるしとしてレイを首にかけたり…という使い方をしていました
のちに、レイは装飾(アクセサリー)として王族や身分の高い人達が身に付けるようになり、素材も様々なものに増えていきます
ハワイでは、各島のシンボルとして、レイにする花と色が決まっているくらい、欠かすことの出来ない存在です
今日、ハワイに生息する木々花々は、島外から持ち込まれたものが多いのですが、フラや伝統を重んずる儀式等にはハワイ原産の花や葉に限定してレイ作りや祭壇の準備をする!ということも、今尚 守られているとか…
一種類の花や葉を糸で通して作るシンプルなレイを“クイ” 三つ編みで編み込んで作る“ヒリ” や“ハク” …レイにも色々な作り方があります
レイは、贈るシチュエーションや贈る人に対する想いを考え花や葉を選びます
綺麗だから!香りがいいから!という理由だけではなく、その植物の持つ意味やマナを考えて選ばなければなりません
( その時々で、使ってはいけない花や色もあります )
May Day (労働者の日) に掛け合わせ、1928年より、毎年5月1日を『Lei Day』とし、ハワイ各島でレイの作品コンテストが開催されるようになりました
※日本時間は5月1日ですが、ハワイは明日がレイデイ 5月1日ですね!
レイはプレゼントされる側はもちろんですが、相手のことを想い作る側も、Happyな気分にさせてくれます
華やかな色とりどりの花や、瑞々しい草木のパワーは素晴らしいです
次回 ハワイに旅する時は、フレッシュなレイを自分のために買ってみてください!または、自分でレイを作るワークショップも色んなところでやっているので、時間のある人は是非、体験してみてください
〜Aloha〜