今週のホオポノポノ
『タパ』
ある願いを叶える為、『見るな』『話すな』『食べるな』という約束をする話は、世界中の神話で多く見られます
日本神話では、イザナギが冥界に行ったイザナミを連れ戻す話…
「決して中を覗いてはならない」という約束をイザナギがやぶってしまい、二人は永遠に離縁します
浦島太郎の「箱を開けてはいけません」や、
ツルの恩返しの「部屋を覗いてはいけません」もありますね…
ギリシャ神話にも、蛇に噛まれて死んだ妻を追いかけ、あの世の王のもとに、返して欲しいと頼みに行くオルフェウスの話があります
「決して振り返ってはならない」という王との約束をやぶり、もう少しでこの世というところでオルフェウスは振り返ってしまい、妻は再び冥界へと引き戻されてしまいます
ポリネシアの神話にも、おなじようなものが見られます
この世に戻るまでは決して見てはいけない!開けてはいけない!という話は、たいてい男女間であり、冥界に行くのは女の方、約束をやぶるのは男の方となっています
『見る』『話す』『食べる』
これらは、人間関係や社会関係を作る行為です
男女の愛や友情、家族愛…全て含めて、愛のあり方とは何か?
人と人との間には、一定の約束事(境界線)があり、それを越えて愛を追求したり、また逆に愛を過小に捉えたりしてはならないということが言えます
夫婦、恋人同士であっても、相手を束縛したり、自分勝手な意見を通すのではなく、個人の考えや行動があるということをお互い尊重しあうこと…一線を越えてはならないということ…
自分のコトを話し、相手の話を聞く
一枚の大きなタパ(布)にくるまれて、共に誰かと行動するには、向き合ってお互いを知ること!そうすることでうまく動いていくことができるのです
タパにくるまれているのが二人で無く、大勢の場合はなおさら…
来週は、自分のこともいっぱい話し、相手の話もいっぱい聞いてみませんか!
〜Aloha〜
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