遥か昔…
ポリネシア人達はカヌーに乗って新しい土地を求め航海に出ました
カヌーには、冒険に夢を見た男たちだけでなく、女や子供、動物、様々な有用植物も一緒に…
この時にポリネシアからハワイに運ばれた植物を『伝統植物』あるいは『カヌープランツ』と呼びます
その中のひとつ…今日は『ノニ』をご紹介
『ノニ』→ 和名を『ヤエヤマアオキ』といいます
東南アジアに分布し、日本では沖縄で見るコトができます
樹皮と根は染料となり、カパの色付けに用いられました
未熟な果実は緑色…成熟するにつれ黄色になり独特な匂い(チーズが腐ったようか?)を発します
黄色に変わったら収穫し、果実を絞ってジュースにしたり、さらに発酵させたり…
黄色の果実を完熟させると白色になり最後には木から落下します
近年、ノニの効能が注目され、ジュースやサプリメントなど、様々な製品が出回っていますね!
ノニは、ビタミン、ミネラル、アミノ酸…など140種類以上の栄養素を含み、ダイエットや生活習慣病の予防、自然治癒力や免疫力の向上によいとされています
その昔…ハワイを発見したキャプテンクックは、大航海時代に旅したポリネシアで、原住民がノニを食べていたことを記述に残しています
ポリネシアでは生活に欠かせない植物…
どの食べ物もそうですが、もぎたて、とりたて、旬のもの が持っている栄養価はとても高いです
ノニは残念ながら、日本にはあまり縁が無く、加工されたジュースやサプリメントくらいですね…
毎日の生活にせめて、旬のもの、新鮮なものを取り入れ、体調管理に気をつけましょう
ノニは古代ハワイでは薬として用いられていました
糖尿病、心臓病、高血圧に、すり潰した果実を…
頭痛に湿布、切り傷や骨折の治療に…
肥沃な大地から吸収した栄養素と太陽のエネルギーをいっぱいうけた植物の持つ『マナ』は無限大だったのでしょうね
〜Aloha〜
※ ハワイアンロミロミHaleakala
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