アフプアア

『アフプアア』


ハワイの土地は王のもの…ですが、各地域の酋長はアフプアアと呼ばれる、山から海に至る扇状地(ピザを真ん中からカットしたような土地)の管理を任されていました

アフプアアには山から海に川が流れていて、上部のキレイな水は生活飲料水に確保され、その下流にタロ芋畑があり、その他生活に必要な様々な植物が育てられていました

魔除けや儀式に欠かせないティーの木は、衣服や調理(肉や魚を葉で包んで蒸す)に使われたり、根からお酒が作られたり…バナナやココナッツの木、パンの木…食べる為だけでなく、実の殻や幹、木で生活に必要なものを作っていました

漁業が盛んなハワイでは、養魚技術も発達していて、養魚池の跡地が、500も確認されているそうです

魚の種類によって、塩水池、半塩水池、淡水池とわかれていて、沖で魚が獲れなくても養魚池の魚で食料難を回避していたそうです

その他、豚や鶏、犬が食肉用に飼育されていました

豚は主に儀式用で、鶏と犬が日常的に食べられていたようです

タロ芋畑等の水田からの排水は、一旦 地下に流して浄化したあと、川や海に戻されるので、海岸近くの塩田や養魚池が汚染されることはなかったそうです

アフプアアは、自給自足とリサイクルの社会を実現した生活共同体…古来ハワイアンたちは、自分たちの住む土地を大切にし、仲間と共に助け合いながら生活していたんですね!


『アフプアア』とは、土地と土地の境界に ブタ (puaʻa) の像をのせた石垣(ahu) があったことに由来します


〜Aloha〜


※ ハワイアンロミロミHaleakalaからお知らせ


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