マルケサス諸島やタヒチの島民達は、紀元頃から1000年頃にかけて、双胴のカヌーに乗りハワイにやってきたと言われています
その時、新天地に必要な植物を持ち込みました
それらは、『伝統植物(または カヌープランツ)』と呼ばれ、他の外来種と区別されています
現在、ハワイの植物は1万種を超えると言われていますが、多くは18世紀以降に入ってきた外来種…その外来の植物や動物により、ハワイ固有の植物の多くが絶滅してしまっています
もともと、ハワイという島は、火山とプレートの移動により出来た島々…最初は植物も動物もいない島だったのです
渡り鳥が運ぶ種、海流にのり流れ着いたもの…それらにより島々が緑溢れる大地へと変わっていきました
ある計算によると、3万年に1種の割合でしか植物が根付かなかったと言います
ハワイらしい植物は?と聞かれれば、ハイビスカスが出てくると思いますが、ハイビスカスはハワイ原産のものだけではなく、外来のものや、18世紀以降に品種改良されたものも多く、亜熱帯に広く分布しています
プルメリアやブーゲンビレア、アンスリウム…これらもハワイを連想する花々ですが、実は外来種…
ハワイではコナコーヒーが有名ですが、コーヒーも外来のもので、ハワイに定着するまで時間がかかったと言われています
現在、元々の固有種が少なくなってしまった中、ポリネシア人が持ち込んだ植物→伝統植物は大切に保護されています
以下、24種の伝統植物を紹介します(名前だけですが…)
ハウ
ミロ
ノニ
オヘ
コー
イプ
カマニ
ワウケ
ウル
アヴァ
アペ
タロ
アヴァプヒ・クアヒヴィ
オレナ
ピア
ククイ
マイア
ウアラ
オーヒ・ア・アイ
アウフフ
コウ
ニウ
ウヒ
ティー
また機会がありましたらそれぞれどういうものか紹介しますね
〜Aloha〜