ハワイ神話には、恋人たちが花や木、川や滝などの『植物や大自然』に変えられる話が幾つかあります
今日はマウイ島のハナ地区の神話です…
半神半人のマウイはマウイ島ハナ地区に住んでいました
マウイはそこに降る細かい霧雨が大好きだったので、娘が生まれた時『ハナの透き通る霧雨』という意味の名前『ノエノエ ウア ケア オ ハナ』と名付けました
ノエノエはすくすくと成長し美しい娘に育ちました
ある日ノエノエは海岸でカウイキという青年に会い恋におちます…彼はメネフネに育てられた青年で、いずれは海に帰らなくてはならない運命…
ノエノエはカウイキと一緒になりたいと父マウイに泣きつきます
マウイはノエノエのことが可哀想になり、悩んだ末、カウイキをハナ湾の丘に…ノエノエをその名の通り、ハナに降り注ぐ霧雨に変えました
霧雨になったノエノエはカウイキの丘に優しく降り注ぎます
二人は今もずっと一緒です
近頃、パッとしないお天気ですが…細かい雨が降り注ぐとノエノエとカウイキの神話を思い出します…
〜Aloha〜