ラナイ島

その昔…ラナイ島モロカイ島はカフナの修業地にふさわしいスピリチュアルなエネルギーに満ち溢れていました…それは今もなお色濃く残るエナジー…他島と比べると観光産業のための開拓を必要最小限にとどめ、昔ながらの生活、自然を大切にし、ハワイアンスピリットを今もなお守り続けている土地!
  黒魔術師がこの地を舞台に戦ったという伝説や、物の怪が住む島であったため人が住めなかった…など他島と比べると少しグレーな雰囲気…
  しかし、それだけ昔ながらのパワーを秘めた地である為、本当の『ハワイ』を感じたいなら是非とも訪れるべき!と言われる島です

今日はラナイ島のお話です

むか〜し昔…
マウイ島をパンの木でいっぱいにしたカカアラネオという首長がいました
   彼にはカウルラーアウという息子がいたのですが…この息子…やんちゃくれで悪戯好き…いつも父カカアラネオは頭を悩ませていました
  ある時、大切に育てていたパンの木をカウルラーアウは根こそぎ台無しにしてしまいます
  これには堪忍袋の緒が切れて父カカアラネオは息子を『物の怪が住む島』に追放します
「もしもお前が物の怪を全て退治したなら許しを解こう」と言いヒトが住まない地に追いやります
   しかし、怖いもの知らずのカウルラーアウは物の怪をへとも思っていません…自身はマウイ島のブラックロックの辺りを遊び場とし常に悪霊と隣り合わせ…悪霊や物の怪の動きが手に取るようにわかるのです
   昼間は物の怪を探し退治…夜は見つからないようにひっそり洞窟で眠る毎日…とうとう物の怪も夢に現れる『パフル』のみとなりました
  パフルは悪夢の物の怪…毎夜『今日は何処で寝るんだい?』と尋ね夢の中に現れカウルラーアウを殺そうと呼びかけてきます…その度に上手く嘘を言い切り抜けるカウルラーアウ…そうして何晩も2人の騙し合いが続きましたが、とうとう月あかりの眩しい夜、カウルラーアウは湖面に映るパフルを見つけ退治しました
   次の日、島の1番高い山の頂で狼煙を上げマウイ島にいる父カカアラネオに物の怪の全退治を知らせました
   この日を境に、この島は『征服した日』→『ラーナイ』と呼ばれるようになりました
(対岸から見たラナイ島の島の形が「背中の突起(Lānaʻiの意味)」に似ているからという話もあります)
   こうして物の怪の地に悪霊がいなくなりヒトが住めるようになりました

  その後、パイナップル産業が盛んになりラナイ島は『悪霊の島』から『パイナップルの島』→残念ながら1992年には農場が閉鎖されリゾート開発が進むことになりますが…2つのリゾートホテルとゴルフ場…それ以外は…海岸には島花カウナオアが広がるひっそりとした昔のままの景色と自然が残る島…
訪れたいですね…

〜Aloha〜

その昔…ラナイ島モロカイ島はカフナの修業地にふさわしいスピリチュアルなエネルギーに満ち溢れていました…それは今もなお色濃く残るエナジー…他島と比べると観光産業のための開拓を必要最小限にとどめ、昔ながらの生活、自然を大切にし、ハワイアンスピリットを今もなお守り続けている土地!
  黒魔術師がこの地を舞台に戦ったという伝説や、物の怪が住む島であったため人が住めなかった…など他島と比べると少しグレーな雰囲気…
  しかし、それだけ昔ながらのパワーを秘めた地である為、本当の『ハワイ』を感じたいなら是非とも訪れるべき!と言われる島です

今日はラナイ島のお話です

むか〜し昔…
マウイ島をパンの木でいっぱいにしたカカアラネオという首長がいました
   彼にはカウルラーアウという息子がいたのですが…この息子…やんちゃくれで悪戯好き…いつも父カカアラネオは頭を悩ませていました
  ある時、大切に育てていたパンの木をカウルラーアウは根こそぎ台無しにしてしまいます
  これには堪忍袋の緒が切れて父カカアラネオは息子を『物の怪が住む島』に追放します
「もしもお前が物の怪を全て退治したなら許しを解こう」と言いヒトが住まない地に追いやります
   しかし、怖いもの知らずのカウルラーアウは物の怪をへとも思っていません…自身はマウイ島のブラックロックの辺りを遊び場とし常に悪霊と隣り合わせ…悪霊や物の怪の動きが手に取るようにわかるのです
   昼間は物の怪を探し退治…夜は見つからないようにひっそり洞窟で眠る毎日…とうとう物の怪も夢に現れる『パフル』のみとなりました
  パフルは悪夢の物の怪…毎夜『今日は何処で寝るんだい?』と尋ね夢の中に現れカウルラーアウを殺そうと呼びかけてきます…その度に上手く嘘を言い切り抜けるカウルラーアウ…そうして何晩も2人の騙し合いが続きましたが、とうとう月あかりの眩しい夜、カウルラーアウは湖面に映るパフルを見つけ退治しました
   次の日、島の1番高い山の頂で狼煙を上げマウイ島にいる父カカアラネオに物の怪の全退治を知らせました
   この日を境に、この島は『征服した日』→『ラーナイ』と呼ばれるようになりました
(対岸から見たラナイ島の島の形が「背中の突起(Lānaʻiの意味)」に似ているからという話もあります)
   こうして物の怪の地に悪霊がいなくなりヒトが住めるようになりました

  その後、パイナップル産業が盛んになりラナイ島は『悪霊の島』から『パイナップルの島』→残念ながら1992年には農場が閉鎖されリゾート開発が進むことになりますが…2つのリゾートホテルとゴルフ場…それ以外は…海岸には島花カウナオアが広がるひっそりとした昔のままの景色と自然が残る島…
訪れたいですね…

〜Aloha〜