ハワイ神話

　むか〜し昔…カヒキからハワイにやって来たカウヒというとてもシャイな青年がいました

　カウヒは人々との交流が苦手だった為、岩山にひっそり住むことにしました

　ある日、女神ヒイアカがレイを作る為、森の素晴らしさを称えた感謝のチャントを詠唱し、この岩山にやってきました…そこで、岩陰に眠るカウヒを見つけ声をかけました…

　びっくりしカウヒは飛び起きるのですが、目の前にいる美女に心を奪われ一瞬にして恋に落ちます…『どうか私の愛を受け取って下さい…』カウヒは思わずヒイアカにひざまずき懇願しました

　しかし、ヒイアカは天界の女神…カウヒの思いに困ってしまいます…そんなヒイアカを見てカウヒは全てを悟ります…自分とは住む世界が違う『神』なのだ…と…！

　虚しさと神々しさでカウヒはその場に膝まづいたまま見動きできなくなりました

　ヒイアカはレイを作るためのマイレを手に持ち、今度はカウヒの優しさを称えるチャントを詠唱しながら来た道を帰っていきました…

　カウヒは今でも見動き出来ず、天界と地上を行き来するヒイアカを見つめている…と言います…

　『Kauhi ka ike maka o kalani』…天を見つめるカウヒ…オアフ島の北東部カハナ湾の近くにある奇岩はそう呼ばれています

〜Aloha〜

※　次の日曜は『チャクラを学び感じよう』

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